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地域学者と歩くベトナム

更新日:17 時間前






桜井由躬雄 さくらいゆみお


ISBN9784839603250 C0030 Y4000E

A5判・並製・688ページ 定価4000円+税

装幀 臼井新太郎・菊池信義


レジェンド桜井由躬雄と共に詳細な地図と多数の写真を手にベトナム全土を歩きながら、歴史・文化・経済を学ぶ、斬新なベトナム概説。


試し読みはこちらからどうぞ!


【著者】

桜井 由躬雄(さくらい ゆみお)

1945年福井県敦賀市に生まれる。京都大学東南アジア研究センター助教授、東京大学文学部文学部教授。2007年東京大学を定年退職、名誉教授。その後は放送大学客員教授、京都大学特任教授、ベトナム国家大学客員教授として教鞭をとる。2012年12月17日に死去。

文学博士。農学博士。

2003年にベトナム社会主義共和国から友好徽章を贈られ、同年ベトナム国家大学より名誉科学博士号を、さらに2009年ベトナムのファン・チャウ・チン文化財団よりベトナム学賞を贈られた。さらに没後の2013年にはベトナム社会主義共和国より友好勲章を追贈された。


【主な著書・共著】

『ヴェトナム・カンボジア・ラオス』(共著)(東南アジア現代史3)山川出版社、1977年

『東南アジア世界の形成』(《ビジュアル版》世界の歴史12(共著)講談社、1985年

『ベトナム村落の形成―村落共有田=コンディエン制の史的展開』創文社、1987年

『ハノイの憂鬱』めこん、1989年

『東南アジア』(地域からの世界史4)(共著)朝日新聞社、1993年

『緑色の野帖―東南アジアの歴史を歩く』めこん、1997年

『東南アジア近世国家群の展開』(岩波講座東南アジア史4)岩波書店、2001年

『東南アジアの歴史』放送大学教育振興会、2002年

『一つの太陽―オールウエイズ』めこん、2013年


目次


はじめに:古田元夫(日越大学学長)

1章 海のベトナム

2章 メコンデルタ

3章 ホーチミン市

4章 西の高原へ

5章 海道

6章 DMZ

7章 旧第四区(クーボンクー)

8章 紅河デルタ

9章 ハノイ千年の都ハ

10章 北の山


あとがき:澁谷由紀(東京大学東アジアリベラルアーツイニシアティブ特任助教)

年表

索引


【はじめに】 古田元夫(一部引用)

『地域学者と歩くベトナム』というのは、桜井由躬雄さんの本にたいへんふさわしいタイトルだと思う。なぜならば、桜井さんは、「歩く」地域学者だったからだ。本書は、基本的に、桜井さんの実走体験に基づいて書かれている。ベトナム全土をほぼくまなく巡った体験をベースに、歴史学、地理学、農学などの専門に裏打ちされた、読み応えのあるベトナム地誌は、桜井さんでないと書けない本である。

株式会社めこん

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